代表挨拶

2004年1月

絃楽合奏団B-one 創設にあたって

日本のマンドリン界では数多くのアマチュア団体があり、それぞれに活発な活動が展開されています。 なかでもプロの方の指導による団体は、技術や表現などの面で大変優れており、 それぞれが特色のあるレベルの高い演奏活動を繰りひろげ、本邦斯界の牽引力となっています。 私たちはプロの指導者を持ってはいませんが、高い音楽性を目指し独自色を打ち出すことによって、 マンドリン音楽の新たな可能性を模索したいと考え、アマチュア主体による新しい合奏団を組織しようと決意しました。

マンドリンオリジナル曲・編曲された曲の別を問わず、新旧の幅広い曲を取り上げ、 また、あまり演奏機会に恵まれることのなかった曲に光を当てていくことなどを通じて、 ささやかではあっても本邦斯界に新たな一陣の風を送り込むことが私たちの目標です。

団名の「B-one」(「ビー・ワン」と読みます)は、骨を意味する英語の“bone”から採りました。 常にマンドリン音楽のオリジナリティを追求し、一本筋の通った骨のある合奏団でありたいと考えるからです。

○骨太の演奏
○気骨ある演奏
○骨身に沁みる演奏
をモットーに、粉骨砕身の決意で精進して参ります。

まだまだ小さな合奏団ではありますが、マンドリン音楽を純粋に愛する者たちが集い、真剣に演奏に取り組むことによって、 お客様に少しでもマンドリン音楽の真骨頂を感じていただけるような演奏を目指したいと考えています。

2004年1月 絃楽合奏団B-one 代表 池上 作


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